はじめまして、白滝です。

 

当ブログで親御様向けに書いた記事は

はじめてなのですが、

 

家庭教師をやっておりますと

お子さんのご両親からの相談も多く、

 

学校のストレスで

お子さんが不登校になってしまった

 

対人恐怖症になってしまって・・・

 

というお子さんも少なからず

受け持ってきました。

 

学校という、

同年代の多感な集団の中で生きていくという環境、

 

また、

受験という初めての「壁」にぶつかるストレスから、

 

精神的に参ってしまうお子さんも多いようで・・・

 

(家庭教師をやっていると、部屋の壁に穴が空いていたり、ドアがボロボロになっているご家庭も見られます)

 

受験のストレスは重い。

 

共通の認識だとは思いますが、

それが行き過ぎた現場も多く見てきました。

 

そんな中で、

お子さんとの関係をうまくやっているご家庭

もいくつか知っています。

 

多感なお子さんにとって、親はストレス。

 

それを理解した上で、

うまくお子さんをサポートしている。

 

受験の時の親のウザさ

 

を知っているため、

ちゃんと一線を引いている。

 

とくに、

ご両親の学歴が

高いご家庭に多いですね。

 

家族で病院を

営まれているご家庭だったり、

 

事業を営まれているご家庭だったり。(お父様が社長)

 

思慮が深いご家庭は、

 

影の受験サポート

 

が上手いように思えます。

 

お子さんにストレスを与えることなく、

受験をサポートしている。

 

お子さんが希望の大学に合格できるよう、

裏から支援している。

 

素晴らしいですよね。

 

じゃあ、その方法って?

 

その方法。

 

私が見てきた中で、

非常に多用されている方法がありました。

 

あー、これが賢い親御さんなんだなって。

 

お子さんを上手くサポートしているご家庭の多くが、

同じようにとっていた方法。

 

それが、

 

子供と自分の間に「緩衝材」を挟む

 

ってことですね。

 

要するに、家庭教師です。

 

お子さんと自分の関係性の間に、

信頼できる「第三者」を挟んであげる。

 

誤解を呼ぶ言い方になりますが、

 

カネと人は用意して、あとはお子さんに任せる。

 

ってのが

最善なのではないでしょうか?

 

もちろん、

家庭教師として雇う人は厳選。

 

ちゃんと、

親の目で決めてあげる。

 

ここがお子さんの心を

守るためのギリギリのライン。

 

良い人を用意する。

 

だれか、信頼できる第三者を

用意してあげる。

 

でも、

そのあとは「その第三者」に

任せてしまいましょうよ。

 

その1例が、私(家庭教師)だったことはよくありました。

 

ただ勉強を教えるだけじゃなくて、

 

子供にストレスを与えないための

導き手として、雇われていた。

(そういう意図が多分に感じられた)

 

高校生にとって、

親は「うざい」対象である場合が多いです。

 

家族で行く回らないお寿司よりも、

 

友達と行く

ファミレスのメシの方が、

美味しかったりする・・・くらいには。

 

ふかふかのベッドで寝られる

家族旅行よりも、

 

友達と行く

安っすいホテルでの旅行の方が、

絶対に楽しいのです。

 

親より友達。

 

親より仲間。

 

そんな時期のお子さんにとって、

 

親に口出しされる

ってのは苦しいもんがある。

 

自分でできることも、

考えられることも増えた。

 

それが、高校生。

 

もちろん、

 

我々大人よりは

未熟かもしれないですが、、

 

でも、

高校生も大人なのです。

 

大人になろうとしている。

 

だから、

自分が子供に見える「親」が大嫌いなのです。

 

私の所感ですが。

 

とくに受験は、

大人になるための通過儀礼にも見える。

 

少なくとも、

人生で初めて経験する大きな試練ですよね。

 

お子さんにとって。

 

あまりに将来に影響することで、

 

あまりに自分事なのです。

 

自分が社会に通用するか?が

はじめて問われる試練なのです。

 

だから、

親に介入されたくない。

 

もちろん、

 

お子さんの将来を

左右することなので、

 

口を出したくなりますが、

 

お子さんはだからこそ、

口を出されたくないのですよ。

 

わかりますか?

 

大人になる儀式だから。

 

自分にとって大事なことで、

今自分が向き合ってるものだから。

 

もう一度言いますが、

親が介入すると、お子さんは「子供」になってしまうのです。

 

お子さんにとって、そう感じる。

 

大人になろうと足掻いているのに、

親が子供扱いしてくる・・・

 

って感じる。

 

だから、他人を上手く使うのです。

 

それが、家庭教師なわけですね。

 

他にも方法はあるかもしれませんが、

 

私がいろいろなご家庭に

お邪魔する中で、

一番上手くいっていたのがコレ。

 

家庭教師。

 

塾や予備校は・・・

違うように感じました。

 

(1対1かどうか?がかなり重要かと思われます。私は昔、予備校でバイトしていましたが、1対1で教えていた生徒はうまく勉強ができてました)

 

1対1で、受験に精通している先輩が「道」を示してくれている。

 

これをこうやって、ああやれば、合格できるはずだ!と真剣に伝えてくれる。

 

それが、

やはりモチベーションに繋がるのかと。

 

例えばの話。

 

今はAIを使った勉強計画や、

なんやらがありますが、

 

あれは違う。

 

大手予備校や塾が、

多くの生徒に対応するためにごちゃごちゃやってますが・・・

違うのです。

 

AIの計画は信用できないのですわ。

 

信じられない。

 

血も肉も乗ってない言葉には、動かない。

 

学校の先生の言葉も同じですね。

 

一括で、

クラス全員に向けた「勉強しろよ」は響かない。

 

もっと、自分1人のために。

 

もっと、自分にあった言葉を。

 

そういう理由なんだと思います。

 

でき得るならば、

 

お子さんには

1対1で親身になって相談してくれる、厳選した「第3者」

を付けてあげてください。

 

さすれば、

お子さんのストレスにならずに、

大学受験をサポートできるかと思います。

 

では!

 

 

学生用の記事ですが、

こちらもお役に立つはずですよ。

どうしても難関国立大に行きたい人へ→私立受験辞めて、家庭教師雇ってみたら?

 

刺激的なタイトルですが、笑

 

具体的に家庭教師を雇う方法と、

それにかかる費用のお話をしています。

 

私立大学に行くよりも、

家庭教師を雇ったほうが安い。

 

そういう趣旨の記事です。