どうも、白滝です。
ああ、嘆かわしいですね
嘆かわしい
あんなに学んだ中学物理が、本当はゴミだった
と気付いたならば
・・・・・・
泣けてくるよね
中学物理→ゴミ
高校物理→正しい物理
あんなに中学では良い点が取れたのに、
高校物理では
点が取れなくなってしまう
なぜ?
なぜか?
中学物理があまりにファジー(曖昧)で、高校物理の土台にもならないから
中学物理は、論理的じゃない
説明が正しくない
高校物理では非常に厳密な「正しさ」が求められるのに、
中学物理ではふわふわしてるんだ
たとえば、慣性の法則
だるま落としの説明って知ってるかい?
【中学3年理科】
今、Aのつみ木をハンマーでたたきました。
このとき、Bはどのような運動をするでしょうか?
まず、Aの運動から考えていきます。
Aにはハンマーの力がはたらくので、横に動きます。
それに対して、Bには力がはたらかないので、そのままの状態でいようとします。
しかし、すでにAがなくなっているので、支えるものがありません。
そのため、Bは 真下に動く ことになります。
つみ木がこのような運動をするのは、「物体に力がはたらかないとき、物体はそのままの状態でいようとする」からでした。
この法則を 慣性の法則 といいます。
(https://www.try-it.jp/chapters-2190/sections-2217/lessons-2231/practice-3/)
???
高校物理では(というか一般の物理では)、この考え方は間違っている
中学物理では正解だけど、本当は誤り
×
「Bには力がはたらかないので、そのままの状態でいようとします。」
ん?
摩擦がはたらくよね?
Aの積み木とこすれて、引っ張られるよね?
「Bには力がはたらかないので、」
えっ?
だから、Bには摩擦力がはたらいている。
ついでに重力も、でしょ?
つまり・・・
間違った説明を押し付けられている
ということに、気付かなきゃいけません。
Bには、力がはたらくのです。
摩擦力と重力の2つ。
しっかりとはたらいている。
ただ、だるま落としならば・・・
横方向に摩擦力がはたらきますが、
力がかかるのが一瞬だから、Bはあまり横にずれない。
ってのが、正しい説明です。
ma=F
つまり、力は加速度になりますが、
加速する時間が短いのでほとんど動かないのです。
これが、だるま落としの説明。
慣性の法則じゃないのです。
ただただ、ma=Fの問題なのです。
わかりますか?
中学理科では、慣性の法則を正しく説明していません。
入試に出したがる意味もわからない。
じゃあ、慣性の法則とは一体なんなのか?
どこで見られる法則なのか?
慣性の法則は理想的な世界でのみ、はたらく法則です
知っておいて欲しいのは、
現実においては、慣性の法則なんてはたらきません。
ないない
慣性の法則っぽいのはあるけれど
厳密には、ない
この厳密さをふわっとさせて教えてるのが中学物理、
この厳密さを求められるのが高校物理なんだ
っていうのが大事です。
オトナは中学生を下に見ているので、
理想的世界だけで成り立つ法則を、現実世界の事象とからめて教えようとします。
現実ではあり得ないことを、身の回りのことで例えようとする。
じゃないと、中学生にはわからないから。
ぜんぜん違うけど、だるま落としで例えようとした。
そしたら、その間違った説明が入試問題になった。
だから、中学生がその問題を丸暗記し始めた。
大人がその間違った説明を教え始めた。
その説明が正しいと思っている学生が、高校物理で?????となった。
どうせわからないからって、下に見られているのよ。
中学生って
赤ちゃんをあやすみたいに、テキトーに教えられている。
そのテキトーに教えたことが、そのままテストで正解になっている。
それが中学の世界。
中学の勉強。
大人が「ガキにもわかりやすく物理の世界を見せてあげよう」とか雑なことをした結果、
今あんたは高校物理がわからなくなっているのだぜ?
中学の物理は、厳密じゃない。
高校生になった今、忘れた方がいい。
すべてを疑ってかかった方がいい。
ねえ?
わかるかい?
これが、中学と高校の違い。
高校物理では、厳密な話が求められるんだ
だから、高校物理ではまず、現実の話は出てこない
だるま落としが・・・とか
電車の中で・・・とか
出てきたら、舐められていると思った方がいい。
どこかで、間違った話をしていると思った方がいい。
理想と現実は違うから。
(理想的な世界で計算して、それを現実の世界で起こることにフィードバックするのが科学の使い方。実社会や研究での科学の使い方なんだ。)
(あ、あと、高校物理での「慣性の法則」の説明も雑だよねww)
理想的にモデル化された世界で、
問題文でそれを定義して、
その状況下で「法則」を使わせるのだ。
高校物理ってやつは。
厳密な世界(理想的な世界)
そこで計算させるのが、高校物理。
厳密な世界(理想的な世界)と現実がごっちゃ混ぜ
それが中学物理だったりする。
中学物理はあやふやなんだ。
間違っている説明が、多すぎるんだ。
理想的に設定した世界(たとえば、摩擦がない世界とか)の法則を、現実で説明しようとするから・・・
中学物理はオカシイんだよね。。
そんな間違った例えなんて、いらないのに
その場しのぎな説明なんて、学生の毒なのに
うーん。
難しい話だよね。
(大人も頑張って、中学生にわかるように説明しているんだから)
まとめると・・・
・中学物理(理科)の知識は疑いなさい、忘れなさい、そしたら高校物理がわかります
・高校では理想的に設定した世界、での計算が求められる(摩擦がないとか、空気抵抗がないとか)
・高校物理は中学よりも厳密だから、違う教科だと思いなさい
・中学物理(理科)を忘れて、高校物理のルールに従って勉強するとマジで高校物理がわかるよ。
中学理科は暗記科目だけど、高校物理は理想的世界でのルール・条件が大事な科目です。
中学理科のノリは忘れるように!
以上