(https://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?d=771&f=abm00005964.pdf&n=2025_op_39_butsuri.pdf)

 

ご存じの通り、

仕事=力×距離なのだよ。

 

(厳密には力の距離積分だが、覚えなくてよい。w)

 

ええ。

 

だから、気体の仕事も、

「距離」が発生していないと、生じない。

 

移動がないと。

 

対象物が移動したかどうか。

 

具体的には、気体の体積変化(膨張or収縮)がないと発生しない。

今回は、仕事をするのも、されるのも、

気体しかないから、その気体が動かないと、仕事は生じない。

 

ね?

 

で、気体が「動く」とは、

気体が膨張する(気体分子の可動範囲が広がる)か、

気体が収縮する(気体分子の可動範囲が狭まる)

しかない。

 

いいか?

 

膨張と収縮。

 

この2択しかないのだ。

 

(もちろん、体積という「枠」の中で、気体分子は動いているが、ランダムに動いているため、プラマイゼロ。)

 

気体の移動は、膨張と収縮しかない。

 

だから、気体が仕事した、されたの話も、

気体が膨張したか、収縮しないと生じない。

 

ええか?

 

だから、問題に戻れば、

A→Bでは、定積変化は体積が変化しない(=気体が膨張も収縮もしない)から、仕事するもされるもない

ってのが答えなんだな。

 

んで、B→Cでは、

定積ではないから、気体は仕事するかも(実際している)

ってことだ。

 

あとは、$W=-pΔV$の公式を使って、

(使える条件と、どういう理屈でマイナスなのかを、自分で導出して確認しておくこと)

答えを求めればよし。

 

 

 

 

(以下、Gemini3の解答)

 

ご提示いただいた熱力学の問題(A→B→Cの変化における仕事)の解答と解説を作成します。

この問題は、「気体がする仕事」の定義理想気体の状態方程式を組み合わせて解く問題です。


解説

1. 各区間の仕事を考える

気体が外部にする仕事 $W$ は、体積の変化で決まります。

グラフの横軸(体積)が変化する区間だけ仕事が発生します。

  • 過程 A $\rightarrow$ B (定積変化)

    • 体積は $2V$ のままで変化していません。

    • 体積変化がないため、この区間で気体がする仕事は $0$ です。

  • 過程 B $\rightarrow$ C (定圧変化)

    • 圧力 $p$ のまま、体積が $2V$ から $V$ へと変化しています。

    • 定圧変化での仕事は $W = P \Delta V$ (圧力 × 体積変化)で求められます。

    • $W_{B \rightarrow C} = p \times (V – 2V) = p \times (-V) = \mathbf{-pV}$

    • ※体積が減っている(圧縮されている)ので、気体が外部にした仕事はになります。

  • 全体での仕事 $W_{total}$

    • $W_{total} = 0 + (-pV) = \mathbf{-pV}$

2. $pV$$nRT_A$ を使って表す

答えの選択肢には $p$ や $V$ がなく、$T_A$(状態Aの温度)が使われています。

そこで、状態Aについて理想気体の状態方程式を立てて、$pV$ と $nRT_A$ の関係を求めます。

  • 状態Aの方程式:

    • 圧力:$2p$

    • 体積:$2V$

    • 温度:$T_A$

    $$(2p) \times (2V) = nRT_A$$
    $$4pV = nRT_A$$
  • 変形:

    両辺を4で割ると、

     

    $$pV = \frac{1}{4} nRT_A$$

3. 答えを導く

先ほど求めた全体の仕事 $W_{total} = -pV$ に、上の式を代入します。

$$W_{total} = – \left( \frac{1}{4} nRT_A \right) = -\frac{1}{4} nRT_A$$

結論

気体が外部にした仕事を表す式は $-\frac{1}{4} nRT_A$ となります。

これに当てはまる選択肢は ⑧ です。

正解: ⑧