研究室に入ったら、
もうあなたの自由はないでしょう。
大学3年までと、4年時は違う。
だって、
4年で研究室に入りますからね。
研究室に入ったら、
9-17時勤務の労働が待っています。
高校と同じ。
または、それより長い。
研究室によっては、
泊まり込みで研究の手伝いをする・・・
というとこもあります。
24時間。
コンビニエンスな労働力。
それが、学生研究員です。
卒業するには、これは避けられない。
大学はお金を払って通っていますが、
卒業単位が教授に握られているので、働くしかないのです。w
もちろん、
学生として多くを学べると思いますが、
その対価の労働です。
昔の大工とかによくある、
内弟子ってやつに似てますね。
(寿司職人とか、職人の世界だな)
弟子が師匠のもとで、
身の回りの世話をしながら学ぶこと。
学生は、研究室の雑用がかり兼、
研究の実行部隊として手足となって働く労働力ってことですね。
- 教授は大人数でブルドーザーのように、研究を進められる。
- 生徒は、教授から仕事をもらいながら、研究のイロハと専門知識を学べる。
だから、WinWin・・・?
うん、いやですね・・・w
まじで、悪い例として聞いて欲しいのですが、
研究室の一労働力として、
政府の補助金獲得のための研究テーマを丸投げされて、
「それ、補助金が出ればいいから、そんな深くやらなくてええでw」
と言われたりする。()え?
教授のツルの一声で、
絶対に成果が出ないような、研究テーマに決定したりする。
教授のただの思いつきの、
教授自身ですら解決の難しい課題を、解決しろと押し付けられたりする。
そう。
社会の理不尽
を学べる場でもあるんですね。w
研究室は職場です。
1人に1デスク、1パソコンが与えられて、
カタカタと研究をこなす。
(それすらない研究室もあるw)
業務を進める。
院生に進捗を聞かれて、
ダメ出しをされたところを直す。
部屋にこもって実験をする。
実験で1日潰す。
報告資料で夜更かしする。
そうやって、
教授の手足となって、研究をする。
んで、
たった1年で、卒論が書ける成果を出す。
まあ、学部の卒論は、単なる発表会なので。w
そんな大した成果がなくても、
単位はもらえるので大丈夫なのですが。
うん、研究室。
研究室は、就活だと思って、ちゃんと選んでな。
あれは職場だ。
あなたの最初の研究テーマと、
研究実績が決まる職場。
ちゃんとユルかったり、
親身な教授もいるので、本当に選んで。
誤情報に惑わされないで。
ビシバシ働く場所を、
じっくり選んでくださいね。