研究においても「どうやって思いついたんだろう」と思うことがあるけど、そういう人は
・大量の計算をしている
・大量の論文を読んでいる
な気がする。天才的な閃きにみえても日々の勉強あってこそ。証明をしなくても「こうなるはず」ということが分かりゴールまでの道筋を描くことができる。 https://t.co/s4n3mGvYIE— 渡邉究/9/3~11/14までニース🇫🇷に滞在/数学科准教授/YouTube (@Kiwamu_Watanabe) October 17, 2024
実験系やフィールドワーク系は大変だろうなぁ。数学の場合、共同研究だってある一定の期間は一緒に議論をしたとしても、あとはリモートでできるし。他の分野はわからないが、数学は家庭と仕事を両立できる。やり方次第。そもそも、四六時中数学の研究をしている人はどのくらいいるのだろう。 https://t.co/mewCmPqJbK
— 渡邉究/9/3~11/14までニース🇫🇷に滞在/数学科准教授/YouTube (@Kiwamu_Watanabe) October 20, 2024
論文を書き終えました。疲れ切った!ちょいとねかせて、フランス滞在中に arXiv にアップします。
明日からは違う論文の執筆🥹
研究は続くよどこまでも・・・。 https://t.co/b7CgSaGZv5
— 渡邉究/9/3~11/14までニース🇫🇷に滞在/数学科准教授/YouTube (@Kiwamu_Watanabe) October 20, 2024
頭の良さも才能も色々とある。計算の速さやプレゼンの上手さがフォーカスされがちだが、アカデミアではそれ以外の能力の方が評価されると思う。徒競走より持久走。そして、未だ誰も到達できない深海に潜れるかどうか。未開の地に足を踏み入れ、結果を出すのが研究者。 https://t.co/quEaJnCGNI
— 渡邉究/9/3~11/14までニース🇫🇷に滞在/数学科准教授/YouTube (@Kiwamu_Watanabe) October 19, 2024
研究、または研究開発がしたいなら大学へ。
アカデミックなプロセスは、
民間企業で技術開発する際にも大事でね。
こうしたら、なんかうまくいった!!
いい製品ができました!!
だけでは、なかなか大手企業は買ってくれない。
売り先がない。
なぜ、そんないい性能になったのか?
すでにある製品となにが違って、どんな要因でその結果になったのか?
そこを突き止めて、
「いい性能」となった原因を突き止めないといけない。
なぜかって?
それは、
なんか研究段階ではいい結果で、製品に使ってみたら、なぜかその性能が出なくて、その結果が出ない原因が分からない
なんてことが、起こるからだよ。
だから、
原因はわからないけど、よくなった!!
は嫌がられる。
製品に採用されない。
危険視される。
原因の分からない「改善」があっても、
それはリスクでしかない。
だから、細かく、原因を突き止めていく。
行き当たりばったりで、
たくさん試したらいい結果のものができた!!
じゃなくて、
こうこう、こういう要因によって、ここにこういったものが発生して、〇〇という数値が△△%も向上して、結果、いいものができました!!
と言えないといけない。
それを、丁寧に突き止めるのが、アカデミック。
論理を大事にする。
論理が飛躍しないようにする。
聞いた誰もが、納得するプロセスで、
研究が進んでいるか、確認する。
大学では、そういった研究の作法が身に付きます。
それも、
研究の最先端にいる大学教授に、たかが年100万程度で会い放題。
教授のスケジュールや対応次第ですが、
質問し放題。
社会人になってからは、カネと理由がないと、会ってくれませんからね!?
ええ。
会社で研究を進めようにも、
最先端の知識や知見は、大学にある。
アクセスしようにも、
カネとコネクションが必要になる。
そこを「学生」という名目で、
突破できるのが大学生です。
うーんと、なんの話かわからなくなったので、w
ここで終わります。
- 最先端に触れるチャンスが、大学にある。
- 卒業してから教授とコンタクトを取るのは、難しいぜ(カネとコネが必要)
だけ覚えて、帰ってくれよな!
では!