
(https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400239120.pdf)
どうも、白滝です。
今回も、東大の電磁気の問題。
ソレノイドの続きですね!
前回
↓
ソレノイドの代わりに、
円形コイルCを設置したとのこと。
$x$と$F$の関係を表すグラフを描くのですから、
前にⅡ(2)で導出した式
$$F = – \frac{1}{R v_0} \left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)^2$$
が使えそうだな・・・
というのは、およそ皆が気づくでしょう。
(だから、この式を導出した時点で、この電磁気の大問はほぼ勝ちですな)
ええ。
んで、
磁場を作るのがソレノイドから円形コイルに変わったとき、
$\left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)$(円形コイルBを通る磁束の変化)
がどうなるかがキモなのですな。
いいかい?
$\left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)$(円形コイルBを通る磁束の変化)
が分かれば、
$$F = – \frac{1}{R v_0} \left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)^2$$
から、$x$と$F$の関係がわかる。
そういう問題なわけです。
まずは、円形コイルCが作る磁場を考える。
と、こうなりますね。

磁場は、
円形コイルCがある位置で最大となって、
離れるほど小さくなる。
これは、大丈夫ですよね。
んで、$\left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)$はこの傾きの話ですわな。

$\left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)$は「磁束の変化量」なので、
等速で動く円形コイルBにとって、
急激に変化すると大きくなり、変化が落ち着くと小さくなる
値なんですよね。
つまり、傾きが急か、なだらかか。
これが、$\left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)$の大きさに対応する。
だから、$x$と$F$の関係式「$F = – \frac{1}{R v_0} \left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)^2$」は・・・

こんな形になりますよね。
そんで、これが答えです。w
わお
早いわな。w
円形コイルCのある場所では、磁束の変化$\left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)$が0になるから、円形コイルが受ける力$F$も0となり、
磁場の傾きが最大・最小となる箇所では、磁束の変化$\left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)$の二乗が最大になるから、円形コイルが受ける力$F$は最小となる。
そういうわけです。
はい。
Ⅱ(2)で導出した式
$$F = – \frac{1}{R v_0} \left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)^2$$
があれば、およそ解ける問題でした。w
あとは、
$\left( \frac{\Delta \phi}{\Delta t} \right)$を「磁束の変化量」、つまり「傾き」だと認識できれば、
問題なく解けるかと。
・・・うん。
ほぼ数学でしたね。
では、また次回。
第3問の「力学+熱力学」の問題で
お会いしましょう!



