どうも、
物理の教科書はマジでゴミ。
白滝です。
だってね、
聞いてくださいよ。
速さと速度の違いがわからない、、っ!
って悩みは、日本人だけ。
日本以外では
誰も悩まないって知ってました?
なぜならこれ、
日本語が悪いから。
だから、
こんな意味のわかんないとこで
躓いてしまう。
速さと速度は、違います。
でもね、
ことばなのに、
「速さ」と言われてそれを
イメージできない。
「速度」と言われてそれを
イメージできない。
それって
オカシクないですか?
・・・・・・。
ねえ。
いやいや、
アナタの頭じゃありませんよ。
言語として。
日本語自体がオカシイんです。
だってね。
英米圏では、ほら。
速さ=speed、
速度=velocity。
ね?
英単語から違うんですよ?
まったくの別物。
別の単語が与えられた、
全く違うことば。
でも、
日本語じゃあ、どうですか?
「さ」?「度」?
どこがどう違うのか、
わからんくない?
違いがわかんなくて、当たり前。
ホクロの位置で双子の
姉妹の顔と名前を覚えるくらい。
わっけわっからラン♪
じゃあ、どうやって違いを覚えるの?
そう、アホな日本語のせいで
悩んじゃいましたね。
速さと速度の違い。
英語では、
速さ=speed、速度=velocity
という話でした。
スピードと、ベクトル。
うーん。
英語圏の人なら、
ニュアンスで分かるんだろうけど。
日本人なら難しいかも?
もし英語圏なら、
velocity=speed+direction
と説明すれば、
「あー、そゆことね!」って
なるんですが。笑
ベクトル、スピード、ディレクション。
ベクトルはあの、
数学で出てきたベクトルですね。
→(矢印)で表すやつ。
数Ⅱの範囲なので、
まだ習ってない方はごめんなさいですが。
ベクトルは、
向きと大きさを持つ量ですね。
わかんなくて、大丈夫です。笑
でも、
velocity=ベクトル=大きさと向き、
speed=スピード=大きさ、
direction=ディレクション=向き。
これが分かるだけで、
見えてくる「違い」はありません?
ベクトルとスピードの違い。
関係性は、
velocity=speed+direction
です。
速度=速さ+向き。
速度と速さの違い、、
わかりません?
速度のなかに、速さがある。
速さは、
速度の「大きさ」の部分だけ。
・・・・・・。
ちょっと数学ができるなら、
わかる違いなはず、、?
わかんないなら、
次へレッツゴーです。笑
次は、日本語で説明します。
英語のほうが本質に近いので、
先に英語で説明しました。。
ごめんなさい。
次は、
誰にでもわかる話。
速度を答えよ→速さと向きを答える。
速さを答えよ→速さだけを答える。
これが、正解です。
「速度=速さと向き」って
説明しましたよね?
速度ってもんは、
速さと向きの2つの要素を持っている。
じゃあ速さって?
「速度の大きさ」です。
速さ=速度の大きさ。
日本人が、
「速度の大きさ=速さ」と定義したから、混乱してるのです。我々は。
速さ、っていう
言葉を産んだのが悪い。
速さは、「速度の大きさ」でいいのです。
速度は、「(速度の)大きさ」と向き
の2つのセットなのです。
わかりますか?
速度の大きさを「速さ」と呼んだから、
ややこしいんです。
速度、速度の大きさ、速度の向き
と言い換えましょ。
せめて、頭の中だけは。
ちょっと英語的に。
機能的なのが、
英語という言語の特徴です。
マックのハンバーガーセットだとすると、、
速度がハンバーガー「セット」で、
速さが「ハンバーガー」みたいなかんじ。
セットと単品です。
速度がハンバーガーセットで、
速さはハンバーガー単品。
どうです?
違いのイメージが湧きますか?
ハンバーガーセットは、セットです。
商品が何個も、
まとめ売りされている。
ハンバーガーセット
=(ハンバーガー,ポテト,ジュース)。
3つセットですが、
明らかに
ハンバーガーセットとハンバーガー
は意味が違いますよね?
ハンバーガーセットは、
まとめ売り。
ハンバーガー単品は、
その一部分。
そんでね、
ハンバーガーセット=速度
ハンバーガー=速さ
ってだけ。
ハンバーガーセットの中に、
ハンバーガー(速さ)が含まれるのです。
速度=速さ+向き。
速さって、速度の大きさのこと。
速さは速度の「大きさ」だけの話、
速度は「大きさ」と「向き」の両方の話がしたいときに使うのです。
日本語って、難しいですねー。
物理を複雑にしてるのは、
日本語なのですよ。