もう1つ、クオリティの高い論文を書いてください。「ネイチャー」でも「サイエンス」でも、投稿した論文の審査は非常に厳しいものです。「絶対落としてやろう」という意気込みすら感じるほどです。何度も何度もいろいろ細かいことまで突いてきます。

だからほとんどの研究者が音を上げてしまいます。それに耐え、根気よく実験を繰り返してデータを追加して、それでようやく論文が掲載されるのです。でも、その途端、視界が開けます。サイエンスのレベルが上がっているからです。

厳しい状況だからといって、自分を甘やかしてはいけません。自らを律して、懸命にやってほしいと思います。

 

論文を書くとは。

 

世界最大の科学雑誌に投稿するとは。

 

こういうことらしい。

 

 

#2025ノーベル賞の北川進先生

#サイエンス

#ネイチャーの論文審査