「ノートをとりながら数学書を読みなさい」と学生さんに言うことがあるのですが、
言われた学生さんとしては、何をノートに書いたら良いのか分からないようです。
そこで、私なりのノートのとり方の提案をします。

(1) 本に出てくる定義・命題・補題・定理・系を、一字一句そのままノートに書きうつす。

自分なりにまとめたりせず、とりあえずそのまま書きます。
本に書いてあることを、わざわざなぜ写すのか、無駄に思えるかも知れませんが、
写すことでいろいろなことに気づきます。これはやってみると分かります。

(2) 登場している単語(用語)の定義を言えるかどうか、ひとつひとつ自分でチェックする。

もし言えないようなら、前に戻って復習します (ここをサボらないことが大事です)。
忘れてたとしても凹まないこと。それが普通です。
テキストの前の部分を読み直したり、別の本で調べたりする手間を惜しまず、
何度でも何度でも定義を復習するようにしましょう。

(https://researchmap.jp/takeyama/mathreading)

 

そう。

 

知らない方が多いから忠告するが、

数学も、まずは暗記なのさ。

 

ほーんとに。

 

用語の定義を、

まずは一字一句、間違えずに覚える。

 

紙に書いて覚える。

 

数学って思考力の科目に見えるが、

まずは暗記なんだぜ?

 

繰り返すが。

 

多分、数学が苦手な学生は

みんなわかってないので、繰り返すが。

 

ね?

 

暗記なんだ。

 

教科書にある「定義」を紙に書いて、

見なくても言えるか、自分でテストして、

覚える

ってのが大事。

 

一番最初。

 

これが、

一番最初の大事な作業です。

 

大学入試は「定義」「公式の使い方」を正しく覚えているか?が聞かれる

そう。

 

思考力じゃなくて、暗記。

 

暗記なんですよ。

 

ここがフワッとしてたりね、曖昧な学生を落とすのが、入試なんだ。

 

教科書に書いてあるのに。

 

何度も解いたはずなのに。

 

定義すら、正確に理解していない。

 

そんな学生を落とすのが入試。

 

入試の現実。

 

 

(だって、数学科の教授が、大学生向けに書いた勉強法がこれだぜ?みんなどれだけ「暗記」を軽視しているか。それを教授が知っているか。w)

 

「ノートをとりながら数学書を読みなさい」と学生さんに言うことがあるのですが、
言われた学生さんとしては、何をノートに書いたら良いのか分からないようです。
そこで、私なりのノートのとり方の提案をします。

(1) 本に出てくる定義・命題・補題・定理・系を、一字一句そのままノートに書きうつす。

自分なりにまとめたりせず、とりあえずそのまま書きます。
本に書いてあることを、わざわざなぜ写すのか、無駄に思えるかも知れませんが、
写すことでいろいろなことに気づきます。これはやってみると分かります。

(2) 登場している単語(用語)の定義を言えるかどうか、ひとつひとつ自分でチェックする。

もし言えないようなら、前に戻って復習します (ここをサボらないことが大事です)。
忘れてたとしても凹まないこと。それが普通です。
テキストの前の部分を読み直したり、別の本で調べたりする手間を惜しまず、
何度でも何度でも定義を復習するようにしましょう。

(https://researchmap.jp/takeyama/mathreading)