もともと小説家志望だった私は、ミステリ小説のネタ集めのためだけに警察官になりました。
だから三年くらいで辞める気だったのですが。
警察学校を出た直後の交番実習において、職質した相手が血まみれの軍手を持っていて……。… pic.twitter.com/aNXt7yfiS6— 仁科裕貴@「識神さまには視えている」シリーズ刊行中 (@yukinishi110) February 12, 2025
ちなみに私が警察時代、何の仕事をしていたかというと、「公安」です。スパイ警察です。
退職後にも秘密保持義務はありますので、公安職のときの話は何一つ漏らせません。
でも新人作家を応援したい気持ちはあるので、今後は「創作に役立つ警察知識」のポストとかもしていこうかと。需要は知らない。
— 仁科裕貴@「識神さまには視えている」シリーズ刊行中 (@yukinishi110) February 12, 2025
これはちょっと大げさかも。公安の人は、ルックス的には普通の警察官と何も変わりません。
私は一時期、ホームレスに扮してずっと市役所前の噴水の前で寝転がってたことがあるので、この登場人物が私なら可能性はあります(笑)— 仁科裕貴@「識神さまには視えている」シリーズ刊行中 (@yukinishi110) February 12, 2025
真面目な人もいましたけど、ヤバい人もそれなりにいましたよ。私、留置場勤務のときに相勤の先輩に毎日ぶん殴られてましたからね。
鍛えていたので痛くなかったけどね?— 仁科裕貴@「識神さまには視えている」シリーズ刊行中 (@yukinishi110) February 12, 2025
あ、辞めた理由は脳卒中で倒れたから、です。
月540時間労働を七ヶ月間休みなしでやっていたらそうなりました。現場からは以上です( ;∀;)— 仁科裕貴@「識神さまには視えている」シリーズ刊行中 (@yukinishi110) February 12, 2025
従事している仕事内容によります。
一口に公安といってもいろいろな仕事がありますから。たとえばサミットが行われることになったとき。
テロを警戒して、所轄地域にいろいろな呼びかけをして周ります。そんなときは当然本名ですし、自前のスーツを着ており、名刺も配っていました。…— 仁科裕貴@「識神さまには視えている」シリーズ刊行中 (@yukinishi110) February 12, 2025
特別な車を使うとすぐにバレちゃうので使いませんね。
普段は自分の車を使ってましたし、公用車も普通のランサーでした。— 仁科裕貴@「識神さまには視えている」シリーズ刊行中 (@yukinishi110) February 12, 2025
仕事の中身ってのは、現代でもなかなかね、
外からは見えない。
わからない。
だって、
秘密保持義務とか、民間でも秘匿義務とかあるからね。
会社の情報を漏らしてはいけない。
取引先の情報も。
共同研究している内容も。
みんな、仕事の内容って、当たり障りのないことしか話せないんだよ。
だから、
その業界に行かないとわからない。
就職してみないとわからない。
ネットで調べても、何も出てこないのさ。
仕事って。
その仕事が、本当は何をしているのかって。
就職して、初めてわかることがある。
わからないことばかりだ。
だから、ネットにはない独自情報とか。
仲良い先輩からの「これ、秘密なんだけどね・・・」
という会話とか。
ネット検索の外で、
探さないといけない。
その業種って?
その仕事って、実際どうなの?
いくらもらえるの?
何やるの?って。