結論から言うと、
留年にさえならなければいい→休んでもOK(ちゃんと手続きを踏めば)
成績を絶対下げたくない!!→フラフラでも、受けに行け
ということらしいです。
期末テストを休んでも、基本的には留年しません。
怒られません。
ただ、成績はちょっと下がるよ?
ってだけです。
なので、
AO入試や推薦入試を狙っているなら、死んでも行け!
ってことですね。
そうじゃないなら、お気楽に。
手続きと連絡だけはちゃんとして。
ゆっくり休んでください。
事例その1:豊田高専
病気により中間試験・定期試験を欠席する場合は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、必ず主治医に登校の目安の期間を確認し、主治医の指示に従い登校してください。
【欠席の場合の受診と提出書類について】
1.「(欠席した当日の)医療機関を受診した領収書」+「追試験願」
→療養期間が1日の場合
2.「医師の診断書(※期間を記載する必要はありません)」+「追試験願」
→療養期間が2日以上の場合
・試験期間中は「出席免除届」の提出は必要なしとする。
(令和4年度学生便覧 P29 受験心得より1~2抜粋)
1 病気,事故,その他やむを得ない理由により定期試験又は中間試験等を受けることができなかった者の中で,指定期日までにその事由が解消し追試験願を学生課教務係に提出した者は,追試験を受けることができる。ただし,病気の場合は医師の診断書(ただし,欠席が1日間のみの場合には欠席した日の病院の領収書も可とする)又はこれに代わる理由書を,事故の場合はそれを証明する理由書を追試験願に添えて提出しなければならない。
注:試験時に問題を受け取った時点で,その科目の追試験願を提出することができなくなります。体調管理に気を遣い,体調が良くなければ医師(又は本校の看護師)と相談してから受験するかしないかを決めてください。
2 指定期日までに追試験願を提出していない者は,当該試験を受けることができない。
(https://www.toyota-ct.ac.jp/information/30878/)
コロナの影響もあり、医師の診断書はかなりの効力を発生するそうです。
今の時期なら、診断書があれば問題ないってくらい。
朝起きて「少し熱がある」と学校に連絡して、病院に行った頃には熱が下がっていたが、念のため受診した(診断書あり)
というストーリーには、学校は逆らえない気がします。
たとえ、それが嘘であってもね。
(診断書は書いてもらいましょう)
事例その2:門真なみはや高等学校
病気等で定期考査を欠席するときは
・当日の朝までに保護者より学校へ電話連絡をお願いします。
・病気に罹患している疑いがある場合は、速やかに病院で受診してください。
・医師に 書類1 の生徒健康状況報告書を渡し、記入をしてもらってください。
・書類2 の定期考査欠席届に必要事項を記入してください。
・最初に登校する日に、 書類1 と 書類2 を担任に提出してください。
尚、書類1 は医師の診断書でも代用できます。
(診断料が高額になる場合がありますので、本校書式の 書類1 をお勧めします)
以上が基本的な対応になります。
書類1 と 書類2 は学校にもありますので、印刷できなかった場合は最初に登校した日に担任に伝え書類を受け取り、速やかに提出をお願いします。
※定期考査の得点は成績評価に大きく関わります。やむを得ず欠席した場合は、その考査の見込み点を算出して学期の成績評価をします。
見込み点を算出する際に欠試理由が反映されますので、必ず期限までに書類を提出してください。
(https://www2.osaka-c.ed.jp/kadomanamihaya/folder_1/post-42.html)
こちらの高校は、見込み点というのを明記しています。
高校というのは基本、生徒を留年させるのを嫌いますから。
留年させるのって、面倒くさいんです。
保護者を納得させないといけないし、世間体も悪い。
なので、基本的には「成績は落ちるけど、留年はしない」のが常識ですね。
そのための見込み点制度。
ちゃんと手続きをすれば、相応の成績が与えられます。
事例3:安城東高等学校
●定期考査(受査)の欠席の取り扱いについては、本校の教務規定で次のように定めています。
①正当な理由があって考査を受験できなかった場合は、速やかに通院が証明できるもの(領収書や薬の袋など)等を提出してください。
(その科目の成績は、無条件に、0点扱いとすることはありません。他のテストの得点から見込点を算出します。)
②正当な理由なく、無断で欠席した場合は、その考査(科目)成績は0点扱いとなります。
●しかしながら、コロナ禍により医療機関が逼迫する状況や通院が感染拡大につながる可能性を踏まえ、昨年来、上記の教務規定の取り扱いについて、次の通りとしてきました。
①についての修正
「速やかに通院が証明できるもの」については、しばらくの間は、保護者等の申し出(日付・欠席の理由を記した保護者自筆の書面の提出、医療機関の証明の提出でも可)に代える。(時限的取扱)
②については修正なし
●定期考査受験日以外の欠席についてはClassiへの登録で済ますことが可能ですが、定期考査受験については単位習得に大きく影響するとても大切なものですので、基本的には考査当日の7:30以降に、保護者の方が直接学校に電話連絡をお願いします(この場合、Classiへの登録でもって保護者の申し出として処理することはできません。)
なお、感染状況の変化により、今後この方針について変更することがあれば、事前にお伝えします。
(https://anjohigashi-hs.jp/2022/05/13/%E3%80%90%E9%87%8D%E8%A6%81%E3%80%91%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E8%80%83%E6%9F%BB%EF%BC%88%E5%8F%97%E9%A8%93%EF%BC%89%E3%81%AE%E6%AC%A0%E5%B8%AD%E3%81%AE%E5%8F%96%E3%82%8A%E6%89%B1%E3%81%84%E3%81%AB%E3%81%A4/)
こちらも、見込み点で対応してくれます。
なによりも連絡。
学校にちゃんと連絡することが大事ですね。
(たとえそれが、嘘の病欠であっても)
事例4:首里高等学校
第3条 定期考査を欠いた者の成績の処理は、次のように行う。
(1) 病気または不可抗力による欠席、忌引(以上は届出のあるものに限る)、出席停止、停学 及び学校長が認めた公的理由による欠席のため、定期考査を欠いた場合は、追考査を行う ことができる。
(2) 前号による追考査が行い難い場合の見込み点の与え方は次の通りとする。
ア 忌引、出席停止、または、学校長が認めた公的理由による欠席のため、定期考査を欠い た場合、
見込み点=(受験した考査の得点) × (受験できなかった考査の平均点) ÷ (受験した考査の平均点)
イ 病気、停学、その他正当と認められた理由により考査を欠席した場合、
見込み点=前記 アの見込み点×0.8
ウ 当該学期のいずれの考査も欠いた場合は、その学期の考査点は0点とする。
(3) 次のいずれかに該当する場合は、その科目の得点は0点とする。
ア 故意の欠席、理由が正当と認められない欠席による不受験
イ 不正行為
ウ 答案不提出
(http://www.shuri-h.open.ed.jp/kounaikitei-02.pdf)
この高校では、見込み点の計算式まで明示してくれています。
基本はこのように、期末テストを欠席した生徒への対応が明示化されて、先生達で共有しているものです。
事例5:埼玉県立熊谷西高等学校
生徒が定期考査を欠席した場合は、定期考査欠席届を担任に提出してください。必要事項を記入の上、生徒氏名とともに保護者の署名・捺印もお願いします。
届用紙は学校にありますが、以下のリンクからダウンロード・印刷し利用していただいても結構です。
(https://kumanishi-h.spec.ed.jp/%E5%9C%A8%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E8%80%85%E3%81%AE%E7%9A%86%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%B8)
ちゃんと書類を提出すれば、多くの場合は問題なしとされる(ただの成績減点)になるはずです。
生徒を留年させる手続き
ってかなり煩雑で大変なものですからね。
保護者とも相談して、上とも掛け合って、
先生一人の権限ではできないものですから。
必ず、救済措置があります。
成績が下がることだけを覚悟すれば、
テストの欠席は大したことじゃない。
書類はちゃんと書くこと。
嘘の病欠でも、医師の診断は受けること。
(病院に行ったという証明が大事)
この2点ですね。
この2点さえ守れるなら。
テストを受けたくない、不安で寝不足すぎて行きたくない日は、行かなくていい。
ゆっくり、いつもの自分を取り戻しましょう。
では。