

(https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400239120.pdf)
どうも、白滝です。
今回で東大力学の最後の問題。
(これまでの問題はこちら)
今回の問題は、
「おもりAとおもりBが床に接したまま」
というのがポイントですね。
たとえばもし、
おもりBが床から浮いて、
回転なんて始めてしまったら・・・
それは、ちょっと手間ですから。
(一応解けるが、回転する・しないの場合分けが必要)
今回の問題は、回転なんてしない。
それが前提の問題となりますぜ。
(1)はまたもや、力のつり合い。

等速直線運動しているということは、
加速度ゼロなので、
運動方程式$F=ma=m×0=0$
つまり、力がつり合っている状態ですね。(力の合力がゼロ)
よって、
$F=(おもりAの動摩擦力)$となる。
(全体での力のつり合い)
また、摩擦力の公式より、
$(おもりAの動摩擦力)=μ’N_{おもりA}$
また、前問より
$N_{おもりA}=2mg+F$とわかっているので、
この3式をFについて整理すると・・・
というのが、答えですね。
ええ。
エッセンスのままでしょう?
(2)は慣性力・・・でもいいが、運動方程式を立てればよし。

とりあえず、上下方向の力のつり合い(全体)で、
$(おもりABCによる重力)=(おもりAの垂直抗力)+(おもりBの垂直抗力)$
数式にすれば、
$3mg=N_{おもりA}+N_{おもりB}$
が成り立ちますね。
水平方向では等加速度を持つので、運動方程式が立てられます。
$ma=(おもりAの動摩擦力)$
また、摩擦力の公式より、
$(おもりAの動摩擦力)=μ’N_{おもりA}$
が成り立つ。
この3式を$N_{おもりB}$について整理すると、
与えられた値だけで$N_{おもりB}$が表現できますね。
ええ。
ただ、運動方程式を立てただけ。
別に慣性力を設定してもいいですが、
今回はシンプルな話なので、
運動方程式を立てるだけ。
そんな大したこと、してないですわ。w
(3)は慣性力+モーメントの融合問題。

そう。
式が1本足りないのです。
$a$を求めるには。
式があと1つ足りない。。
だから、この等加速度運動の中で、モーメントを計算する必要があります。
さすが、東大。
その力学の最終問題。
さすがに、応用を効かせてきましたな。
(でも、解けずとも約89%は得点できている)
そう。
解けなくてもいい。
捨ててもいい。
でも、まあ、
解こうと思えば解けるので。
(解ける人は、こちらでも解いてみてくださいな)
または(3)は、運動方程式だけでも解けるんだわな。w


もう1本、式が欲しい。
(2)で$N_{おもりB}$を$a$の式で表したから、
もう1本、$N_{おもりB}$と$a$の式が欲しい。
・・・ですよね?
だから、
おもりBとおもりCそれぞれで、運動方程式を立てればいい。
それだけです。
ええ。
(2)では全体で運動方程式を立てたので、
もっと式が欲しいなら、
個別で式を立ててあげればいい。
とくに、今回ほしいのは、
$N_{おもりB}$と$a$の式
なので。
狙いどころは、限られるわけですな。
(狙いをつけなくても、全部のおもりについて、上下左右の運動方程式を立ててから考えても解けまっせw)
そう。
んで、今回まずわかりやすいのは、
おもりBの$N_{おもりB}$ですよね。
これは、おもりBについて、
上下方向の運動方程式(静止しているので、つり合いの式)を立ててあげれば、取り出せますわな?
$N_{おもりB}=mg+T cos45°$
($T$は斜めの棒から受ける力)
んで、この$T$はおもりCにもかかるので、
おもりCについて、水平方向に運動方程式を立てると、
$ma=T cos45°$
よって、この2式から、
$N_{おもりB}=mg+ma=m(g+a)$
これで、
$N_{おもりB}$と$a$の式
が得られたので、
あとは(2)の答えと連立して計算すれば・・・
答えが出るわけですな。
ただ、正しく運動方程式を立てただけ。
これで解けるのが、東大です。
たとえ最短ルートがわからなくても、
全ての物体についてとりあえず運動方程式を立てて、
あとはゴリゴリ計算すれば解けますので。w
マジで。
そんな大きな時間ロスなく、
大問の1つを完答できる。
やることは、正しく運動方程式を立てること。
加速度がゼロなら、
それは勝手につり合いの式になるだけなので。
正しく、力の作図をする。
正しく、$ma=F$に代入する。
じゃあ、その正しいとはなにか。
!00%確実に運動方程式を立てるには、
どうすればよいか。
もしご興味があれば
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