(https://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?d=771&f=abm00005964.pdf&n=2025_op_39_butsuri.pdf)

 

 

振幅とは?

 

単振動とは?

 

 

これを数式化すると、なんなのか知っていますか?

 

 

というのが、今回の問題。

 

 

 

知ってました?

 

 

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【今回使う知識】

  • 単振動する物体の運動:$sinθ、cosθ$で表される。(周期関数)
  • 単振動する物体の最大位置、最小位置(の絶対値):これを振幅という。
  • $sinθ、cosθ$の位相の知識

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すみません、この説明を読むにも、

周期関数とはなにか?絶対値とはなにか?という知識が必要で。

(数学の知識ですねw)

 

 

位相の知識も必要ですね。(まあ、今回は三角関数(単位円)の知識があれば、解ける。)

位相とは周期の「途中の角度」をいう。【位相を基礎から】

 

 

そう、要は知識なのです。

 

 

普通に、ただ教科書にある知識が問われている。

 

 

んで、今回は、

振幅と単振動の話。

 

 

その知識があるか、を問うているのですね。

 

 

 

 

(Gemini3の解答)

 

解説

1. 空欄 [ア]:変位 $s$ を表す式

問題文の条件を確認します。

  • 振幅:$L\theta_0$

  • 時刻 $t=0$ の状態:点O(変位 $s=0$)を、負から正の向きに通過した。

この運動をグラフにすると、原点($0,0$)からスタートして右上がり(正の方向)に進む波形になります。

  • $\cos \omega t$ の場合:$t=0$$s = L\theta_0$(最大値)となるため不適です。

  • $\sin \omega t$ の場合:$t=0$$s = 0$ となり、その後の傾き(速度)も正なので条件に合致します。

よって、[ア] には $\sin \omega t$ が入ります。

2. 空欄 [イ]:角振動数 $\omega$

単振り子の運動方程式から導きます(または公式として覚えているものを適用します)。

問1の結果より、復元力 $F$ は以下のように近似されました。

 

$$F = -mg\theta$$

変位 $s$ と角度 $\theta$ の関係は $s = L\theta$ なので、$\theta = \frac{s}{L}$ を代入します。

 

$$F = -mg \frac{s}{L} = – \frac{mg}{L} s$$

これを運動方程式 $ma = F$ に代入すると、

 

$$ma = – \frac{mg}{L} s$$
$$a = – \frac{g}{L} s$$

単振動の加速度の公式は $a = -\omega^2 s$ です。これと比較すると、

 

$$\omega^2 = \frac{g}{L}$$
$$\omega = \sqrt{\frac{g}{L}}$$

よって、[イ] には $\sqrt{\frac{g}{L}}$ が入ります。


結論

  • [ア]: $\sin \omega t$

  • [イ]: $\sqrt{\frac{g}{L}}$

この組み合わせを選択肢から探すと、 が正解となります。

正解: ①