理系の研究室ってのは、相手が学問的に間違ってたらズバッと直裁的に指摘する文化なんだけど、理系以外の人にはそれは耐え難いらしい。だからそういう理系文化に慣れきってない人相手にコードレビューとかすると、別に人格攻撃してるわけでも無いのに、誤りを指摘されてなんかショック受けるっぽい。 https://t.co/79WUw31CND
— Takashi Miyamoto (@tmiya_) November 24, 2024
理系とは。
議論とは、そういうこと。
理系の世界では、
相手がたとえ教授であっても、一度は論理矛盾がないか考える。
それが高名な先生が書いた学術本でも、
本当にその論理が合っているのか、一度は考えるのだ。
で、納得してから、取り入れる。
相手が年上でも。
名だたる大企業から出ている論文でも、
一度、自分でレビューする。
合っているか、確かめる。
で、間違っていたら指摘して、本当のところはどうか、お聞きする。
大学では、名だたる教授がウヨウヨしてますからね。w
その道の最先端。
その研究では、一番に詳しいお方。
大学に入れば、
彼らと議論する時間が必ずあります。
一番に詳しい。
一番に知識がある。
その分野では格上と言っても、
過言ではない。
でも、間違っていたら指摘するのが、理系の作法です。
それが、議論です。
その際に、
丁寧に、棘のないように言葉を選べれば大丈夫ですから。
ちゃんと指摘する。
指摘が間違っていたら、謝る。
指摘する時は、ちゃんと言葉を選ぶ。
さすれば、
その指摘が間違っていても、笑って受け入れてくれます。
理系の世界では、
間違いの指摘=攻撃ではない。
一緒に、課題の解決に向けて、
前進するための一歩、だと思ってくれます。
(普通の教授なら)
ただし、
攻撃、と思われないような言葉を選ぶ。
相手を尊重している、と言外に伝わるように。
間違いを発見したからって、見下さないように。
ね?
ちゃんと議論できる、とはそういうこと。
研究を前に進められる、そんな「理系」は、
この議論が得意なのですぜ。